voice and tuba

ゲオルグ・ラウ編: ドイツ2声曲集(1545) より


ゲオルグ・ラウ編: ドイツ2声曲集(1545) より
Georg Rhaw, Bicinia Germnica

ゲオルグ・ラウは自身作曲家であるとともに、16世紀前半、宗教改革初期の時代のドイツにおける重要な出版業者の一人であった。《ドイツ2声曲集》は2巻からなる《フランス語、ラテン語、ドイツ語の2声曲集》の一部で、このセクションは同僚であったヨハン・ワルターらに新たに依頼したか、或いはラウが編纂したものと考えられている。多くの曲はホーフハイマーやゼンフルらの曲をテノールに置いて他声部が付け加えられた。本日はその中から3曲を、バリトンとセルパンのデュオでお届けする。
【橋本晋哉】